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建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる左官。

 その語源は、平安時代、宮中に出入りする職人さんたちに「紗官」という官位を与えていたことだそうで、左の字は当て字だとか…。経験と勘と努力に加えて筋力の必要な仕事です。建築の世界では、メジャーな存在で、エクステリアの分野でも活躍されている方が増えています。

 フジホームの職人さんたちは、柔らかな風合いの山砂を用いた左官仕上を特に得意としています。洗い出しほど骨材が主張せず、洋でも和でも、モダンでも、雰囲気に溶け込んでいく仕上げは、デザインする上でも貴重な仕上げの一つです。ただ、この仕上げの方法を習得するのは難しく、途中であきらめてしまう方も少なくありません。

 

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 こちらのウォールは、コンクリートブロックを積んで、山砂仕上げで仕上げ、自然石で小窓をつくり、優しい風合いのウォールに。

 草花が映えるこの山砂仕上げは、どこか懐かしい土壁を思い起こさせます。地元の素材を使って、バナキュラーなエクステリアやガーデンをおつくりすることは、日本の原風景を守ることにつながると、職人さんたちもそう信じて日々技術を磨いています。


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 こちらは、山砂仕上げで仕上げたアプローチです。フレンチモダンの住宅をイメージしたガーデンにも浮き床の仕上げでうまく調和しています。

 タイルほど、シャープにならず、自然石ほど重厚にならないこの山砂仕上げ。モルタル造形ほどの自由度はありませんが、それでも面白い表情を工夫次第で得ることができます。レンガや石との組み合わせも、経年変化で違和感を感じることが少ない素晴らしい仕上げです。

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