2019年東洋工業 入選
雑誌『湘南スタイル』掲載

住宅メーカー:山下建設
スタイル:湘南リゾート
状態:新築
カテゴリー:クローズエクステリア ウッドデッキ
参考予算:1000万以上



樹木に囲まれた邸宅で、ゆったりとそして思い切り楽しみたい





Before





COMMENT


「鵠沼らしい趣のある空間にしたい」そんなご要望から始まったO様邸のお打ち合わせ。目指したのは「自然豊かなリゾートの暮らし」でした。道路側のエクステリア空間は白い外壁に対して、黒のフレームとウッドブラウンを基調としたツートンカラーで構成。ナチュラルなウッドフェンスをブラックのフレーム材が引き締めます。そして一部ですが中の雰囲気を共有できるように、2面分フィックスのクリアパネルをいれています。また外周部は植栽を多数配植し、町に溶け込むようにしました。現時点ではサイズも余り大きくありませんが、時間の経過と共に、鵠沼に新しい森が出来るようなイメージを考えています。高級マンションのエントランスを思わせる、重量感のある門扉をくぐり、中に入ると螺旋階段と玄関に誘う、アイアン手すりが迎えてくれます。アプローチの両側には多種多様な植栽が植え込まれ、季節の移ろいを感じさせてくれます。玄関アプロ―チを超えると正面に見えてくるのはガーデンリビングとして使われているウッドデッキスペースです。ここには常設でガーデンソファとラウンジチェア、ソファテーブルが設置されており、いつでもこの空間を楽しむことができます。ウッドデッキ上部にはパーゴラを設置。併せてそこにクリアタイプの屋根と開閉が自由にできるシェードを設置しています。夏の暑い日でも、ここであればゆったり過ごせます。ガーデンスペースには大きなヤシの木が植えられ、リゾート気分を一層盛り上げてくれます。そのヤシの木越しに見えるのは、バスケットコートです。ご主人が学生時代からやってきたバスケットを子どもたちと一緒にやりたいという夢を叶える為に、ジュニア用から競技用まで多用途に使える様、高さ調整できる台座を作成、長期的に楽しめる空間にしました。

夜になると更にリゾート感溢れる空間になります。駐車スペースには昼間は気が付かないライトが多数埋め込まれています。そのライトによって映し出される家と植栽とエクステリア空間。ほのかな灯りが連なって、モダンな建築を優しい光で包み込みます。また外周部の植栽スペースにもポールライトを配置。公共建築のように街に潤いと灯りを届けます。門扉の中の空間は光の粒の連なり、蛍に覆われたような感覚に。ウッドデッキとガーデンスペース、そして室内リビング空間までもが一体となり、全て繋がる空間となります。バスケットコートもナイトプレイできるように大型のLEDスポットライトを設置。夜までバスケを楽しめます。リゾート空間をどこまで暮らしの中で共存できるのか?に向き合ったO様邸。自然と人が集まり、笑顔の絶えない暮らしエクステリア空間となりました。